AI NEWS

AIニュース

【2026年9月最新】ChatGPT・Codexが仕事でもっと使いやすく!複数アカウント接続とChrome拡張対応を解説

ChatGPT・Codexの2026年9月アップデート2選。複数アカウント接続とChrome拡張への対応

AIに仕事を頼むために、メールを探し、予定表を切り替え、必要な情報をコピーする。その準備に時間を取られていませんか。

ChatGPTに文章を考えてもらうことには慣れたけれど、実際の仕事では、会社のアカウント、個人のアカウント、ブラウザ上の業務システムを行き来している。そんな人に注目してほしい更新が、2026年9月に登場しました。

今回取り上げるのは、「プラグインの複数アカウント接続の対象拡大」と、「ChatGPTデスクトップアプリの内蔵ブラウザがChrome拡張機能に対応したこと」です。Codexで仕事を進める人にも関係があります。

前者は、AIが仕事に必要な情報へアクセスする入口の更新。後者は、AIと一緒に作業するブラウザ環境の更新です。2つを押さえると、「何をつなぐか」「どの画面で作業するか」を、自分の業務に合わせて考えやすくなります。

この記事では、公式発表で確認できた変更点、設定の流れ、コピーして使える依頼文、間違えやすい点まで順に説明します。2026年9月21日時点の情報をもとにしており、業務例は使い方を考えるための想定例です。

目次

今回のアップデートは、この2つ

まずは、何が変わったのかを一覧で整理します。新しいモデルの性能を比較する前に、日々の仕事のどこに関係するかを見てください。

更新 何が変わった? 役立つ場面 最初に押さえること
プラグインの複数アカウント接続 同じサービスの複数アカウントを接続できる対象が拡大 仕事用・個人用の予定などを同じ依頼で確認する 外部サービスの接続先が増える機能。ChatGPTのログインを統合するわけではない
内蔵ブラウザのChrome拡張対応 ChatGPTデスクトップアプリ内のブラウザで、拡張機能を導入・ピン留めして使える 内蔵ブラウザでも普段の補助ツールを使って作業する 利用者が使えることと、AIが拡張機能を直接操作できることは別

複数アカウント接続の対象拡大は、OpenAIの9月17日付リリースノートに掲載されています。Chrome拡張対応は、担当者が9月18日米国時間、日本時間では9月19日に発表しました。OpenAI公式リリースノート、Chrome拡張対応の発表

ChatGPT・Codex・Astraの関係を先に整理

ここでは、記事中に登場する名称を整理します。名前を全部覚える必要はありませんが、「アプリ」「モデル」「外部サービスとの接続」を分けると、設定に迷いにくくなります。

名称 この記事での位置づけ 今回の更新との関係
ChatGPTデスクトップアプリ パソコン上で会話や作業を行うアプリ 内蔵ブラウザを利用する入口
Work・Codex アプリ内で仕事を進めるための利用先 公式ヘルプでは、これらのチャットから内蔵ブラウザを開く
GPT-6 Astra 依頼内容を理解し、回答や作業を進めるAIモデル 今回の2機能を利用するための必須モデルとは案内されていない
プラグイン 手順や連携機能をまとめた拡張パッケージ 今回は、外部サービスへ接続するアプリを含むものが対象
Chrome拡張機能 ブラウザに機能を追加する道具 今回、内蔵ブラウザに導入して使えるようになった対象

プラグインには、作業手順を示すスキルや外部サービスに接続するアプリなどが含まれます。接続を必要としないものもあります。公式ヘルプ:ChatGPTとCodexのプラグイン。

OpenAIは、ChatGPTデスクトップアプリ内のChat・Work・Codexという関係を公式に説明しています。SNSで「Codexのブラウザが拡張機能に対応」と紹介されるのも、この文脈です。ChatGPTデスクトップアプリとWorkの公式発表

今回の記事の主役は、AIに渡せる情報と、作業する環境の変化です。 Astraの能力やプロンプトの工夫は、それを活用する別の要素として考えると整理できます。

更新①:プラグインの複数アカウント接続が拡大

1つ目は、同じ外部サービスの複数アカウントをChatGPTにつなぐ機能です。仕事用と個人用など、分かれている情報を同じ依頼の中で扱いやすくなります。

新しいのは「対応するサービスが広がったこと」

GoogleのGmail・Google Calendar・Google Contactsでは、8月28日付ですでに複数アカウント接続が案内されていました。9月17日の更新は、対応する他のプラグインにも利用範囲が広がったことです。ChatGPT公式リリースノート

発表元のMax Stoiber氏は、対象を「大半のプラグイン」と説明しています。すべてのサービスが必ず同じように使える、と解釈するのは避けましょう。複数アカウント接続の発表

たとえば仕事用と個人用でカレンダーを分けていると、「会社では空いているけれど、実際には私用が入っていた」という調整が起こります。両方の接続が使えるなら、それぞれを参照するよう一度に依頼できます。

この使い方について、発表元も、仕事用と個人用のカレンダーを横断して空き時間を探す用途に対応していると回答しています。カレンダー横断利用についての回答

「複数接続」で変わること・変わらないこと

接続が増えても、外部サービス側の機能や権限が無制限になるわけではありません。使いたい作業を、どのアカウントで行うのかまで具体化するのが大切です。

観点 複数接続で考えること
参照先 仕事用、個人用など、どの接続先を対象にするか
対象データ 予定、メールなど、そのプラグインが扱える情報は何か
操作 読み取りだけか、作成や更新も必要か
結果の確認 どのアカウントの情報を根拠にしたか、後から確認できるか

公式開発者ドキュメントでは、依頼に応じて関連する接続アカウントが選ばれ、各ツール呼び出しは選ばれたアカウントの認証情報と権限で実行されると説明されています。複数の接続が、1つの万能アカウントになるわけではありません。 公式開発者ドキュメント:複数アカウント対応

実務では、「どちらか分からなければ聞いて」「参照元を示して」と依頼文に加えると、取り違えを見つけやすくなります。ただし、文章での指示はアクセス権限の設定そのものを変更するものではありません。

設定の流れ:対象のプラグインから接続先を追加する

設定は、利用したいサービスの接続管理から進めます。公式ヘルプに沿った基本の流れは次のとおりです。

  1. ChatGPTの設定で、表示されているAppsまたはPluginsを開きます。
  2. 複数アカウントを使いたいサービスを選びます。
  3. Connected accountsを開きます。
  4. Connect another accountから、追加したい外部サービスのアカウントを接続します。
  5. 認証先のアカウントと、求められるアクセス権限を確認して接続します。

画面上の表記は言語や環境で異なる場合があります。追加後は、意図したアカウントが接続一覧にあるか確かめてください。公式ヘルプ:アプリのアカウント接続と管理

ChatGPTのNotionプラグインに複数アカウントと追加接続ボタンが表示された公式紹介画像

公式紹介画像。Connected accountsの下に接続先が並び、Connect another accountから追加する構成です。掲載されているアカウントは紹介用の画面例です。出典:Max Stoiber氏の発表。2026年9月21日確認。

対応拡大の発表は全ChatGPTプラン、Web・モバイル・デスクトップが対象です。ただし、個々のサービスの提供条件や、地域、組織の管理者設定などは引き続き関係します。「全プラン対象」と「全サービスが条件なしで利用できる」は同じ意味ではありません。OpenAI公式リリースノート

依頼例①:予定の中身を並べず、空き時間だけ比較する

最初の試し方としておすすめなのは、対象と出力を絞った予定確認です。次の依頼文は、2つのカレンダー接続を利用できる場合の想定例です。

仕事用と個人用のカレンダーを参照し、
来週月曜から金曜の10:00〜17:00(日本時間)に、
両方で空いている60分の枠を最大3つ探してください。

出力は、日時と空き時間の確認結果だけにしてください。
個人の予定の件名や説明は、回答に転載しないでください。

参照できたアカウントと期間を最後に示してください。
どちらかを参照できない場合は、その旨を明記し、
両方を確認済みとして扱わないでください。
予定の作成や招待の送信は行わないでください。

ポイントは、「何を読むか」と「何を回答に出すか」を分けていることです。予定の詳細をすべて共有する必要がない場面では、最初から出力を空き時間に絞れます。

ただし、この指定は個人の予定へのアクセス自体を止めるものではありません。会社の環境で個人用アカウントを接続してよいかは、所属組織のルールに合わせて判断してください。

更新②:内蔵ブラウザがChrome拡張機能に対応

2つ目は、ChatGPTデスクトップアプリ内で使うブラウザの更新です。普段ブラウザに追加している補助機能を、内蔵ブラウザでも使えるようにする方向の変化です。

公式発表では、1Passwordを利用例として紹介

OpenAIでブラウザ関連を担当するJames Sun氏は、次のように発表しています。

“we’re launching support for Chrome extensions in the ChatGPT desktop app!”

日本語では、「ChatGPTデスクトップアプリでChrome拡張機能への対応を開始します」という意味です。発表では、拡張機能のインストール、ピン留め、利用が案内され、例として1Passwordが挙げられています。担当者による公式発表

1Passwordは、パスワードを管理し、ログイン時の入力を補助するサービスです。ここでの価値は、内蔵ブラウザを使うときにも、使い慣れた道具を利用できることです。ログインなど利用者自身が行う操作と、AIに依頼する作業を、同じ作業の流れの中で進めやすくなります。

ただし、特定の拡張機能の名称が紹介されていることから、すべての拡張機能の互換性まで保証されるわけではありません。業務で使いたいものは、個別に対応状況を確認してください。

どこから使う? 内蔵ブラウザを開く基本の流れ

公式ヘルプでは、ChatGPTデスクトップアプリのWorkまたはCodexのチャットから内蔵ブラウザを開く手順が説明されています。内蔵ブラウザ自体はmacOS・Windowsで案内されています。公式ヘルプ:ChatGPTデスクトップアプリの内蔵ブラウザ

今回の更新を試すときは、次の順で確認すると整理できます。

  1. デスクトップアプリを開き、WorkまたはCodexのチャットで内蔵ブラウザを開きます。ツールバー、またはmacOSでは Command+Shift+B、Windowsでは Ctrl+Shift+B が入口です。
  2. 内蔵ブラウザ側で、使いたい拡張機能をインストールします。
  3. 必要に応じてピン留めし、利用者自身で開けることを確かめます。
  4. ログインが必要なら、サービスや拡張機能の案内に沿って自分で認証します。
  5. その後、AIに参照させるページと、依頼する作業の範囲を伝えます。

拡張機能の管理画面やボタンの表示は環境によって異なり得ます。設定の説明は公式案内に基づきます。今回、接続追加や拡張機能の実機動作テストは行っていません。端末・アプリのバージョン・プランごとの動作は、利用環境で確認してください。

ChatGPTの内蔵ブラウザで1Password拡張を開いた公式デモ動画の画面

公式デモ動画からのスクリーンショット。右側の内蔵ブラウザで1Password拡張が開かれています。利用者による拡張機能の利用を紹介する画面で、AIが保管庫を直接操作した検証結果ではありません。出典:James Sun氏の発表動画。2026年9月21日取得。

大切な区別:拡張機能を使うのは誰か

利用者が拡張機能を使えることから、AIがその拡張機能を自在に操作できるとは言えません。 James Sun氏は、同じ発表への補足で、エージェントは拡張機能を直接操作できないと説明しています。拡張機能へのエージェントアクセスについての補足

1Passwordを例にするなら、「内蔵ブラウザで、利用者がパスワード管理の道具を使う」と捉えてください。「AIが保管庫から好きなパスワードを取り出し、すべての認証を自動で済ませる」という説明にはできません。

業務フローを考える際は、次のように役割を整理すると分かりやすくなります。

工程 役割の考え方
利用する拡張機能を選ぶ 利用者が必要性や権限を確認する
拡張機能を開く、認証する 利用者自身の操作を前提にする
Webページの情報を整理する AIに対象ページと目的を伝えて依頼する
送信・購入・登録などを確定する 業務ルールに応じて人が内容と対象を確認する

たとえば「ログイン後の画面にある候補を比較してほしい」という依頼なら、ログインの工程と、比較の工程を分けて説明できます。途中で認証が必要になったときも、AIに何でも続行させる指示より、どこで人へ引き継ぐかを決める方が、業務手順として明確です。

似ている3つの仕組みを混同しない

ここでは、設定時に特に迷いやすい「プラグイン」「内蔵ブラウザへの拡張機能」「外部ブラウザとの連携」を整理します。どれを使うかは、情報を取得したいのか、画面で操作したいのかによって変わります。

仕組み どこに設定する? 何のために使う?
ChatGPTのプラグイン接続 ChatGPT側の接続設定 対応する外部サービスの情報や操作を利用する
内蔵ブラウザに入れるChrome拡張機能 ChatGPTデスクトップアプリ内のブラウザ そのブラウザで利用者が補助機能を使う
外部ブラウザ用のChatGPTブラウザ拡張 通常使っているChromeなどの外部ブラウザ 外部ブラウザをChatGPTから扱うための連携に使う

3つ目は、今回発表された「内蔵ブラウザに拡張機能を入れる」更新とは別です。また、内蔵ブラウザは通常のChromeと別のブラウザ状態を持つため、既存のタブやログイン状態が自動でそのまま共有されるとは限りません。公式ブラウザガイド

「いつものChromeではログイン済みなのに、内蔵ブラウザではログインを求められた」という場合は、まず開いているブラウザ環境を確認しましょう。外部サービスの接続も同様で、プラグインを接続したことと、Webサイトでログインしたことは、別々に確認する必要があります。

たとえば、カレンダーのプラグインを接続しただけで、ブラウザ内のすべてのGoogleサービスがログイン済みになると考えると、途中で手順が合わなくなります。接続先の認証と、ブラウザでの認証を分けて考えることが、今回の使いこなしの基本です。

2つの更新を、実際の仕事にどうつなげる?

ここからは、使い方を考えるための想定例です。利用できるプラグイン、接続先の権限、ブラウザ操作の対応状況に合わせて調整してください。

想定例:打ち合わせの日程調整から事前準備まで

営業担当者が、打ち合わせ候補日を探し、相手企業の公開情報を整理する場面を考えてみましょう。まず複数の予定表から空き時間を確認し、その後、ブラウザで相手企業の公式サイトを調べる、という流れです。

ここで2つの更新の役割は異なります。複数アカウント接続は予定を調べるための入口、内蔵ブラウザは公式サイトなどを確認する作業場所です。拡張機能は、その場所で利用者が必要な補助操作を行うための道具になります。

この業務で、Chrome拡張機能が必須とは限りません。ログイン不要の公開サイトを調べるだけなら、拡張機能を使う場面がないこともあります。自分の手順に必要なものだけを選ぶことが、設定を複雑にしないコツです。

依頼例②:企業調査は「事実」と「提案の仮説」を分ける

日程が決まったら、次のように事前準備を依頼できます。相手企業のURLを具体的に指定し、確認できない内容を補完しないよう伝えます。

次の企業の公式サイトを確認し、打ち合わせ準備メモを作成してください。
対象URL:[公式サイトのURL]
今回相談したいテーマ:[テーマ]

1. 公式サイトで確認できた事業・サービス
2. 今回のテーマと関係する公開情報
3. 打ち合わせで確かめたい質問を5つ

1と2には確認元のURLを付けてください。
3は、公開情報から考えた質問案として分けてください。
社内の事情や課題は、公開情報だけで断定しないでください。
アクセスできないページは、確認できなかったと報告してください。

この依頼で確認したいのは、文章の見栄え以上に、質問の根拠へ戻れるかです。「採用を強化している」と記載するなら、何を見てそう判断したのかを自分で確認できる状態にします。

担当者名や非公開の顧客情報を大量に渡す前に、公開情報だけでどこまで準備できるか試すこともできます。これは新機能の必須手順ではなく、初回の業務設計としての提案です。

依頼例③:ログイン後の画面は、確認する範囲を指定する

内蔵ブラウザで業務サイトを使うときは、利用者が必要なログインや認証を済ませてから、AIの担当範囲を伝えます。次は、表示中の情報を整理するための想定例です。

内蔵ブラウザで開いているページについて、
表示されている候補を比較表にしてください。

比較項目:[名称・条件・費用など、必要な項目]
対象範囲:現在のページで確認できる候補のみ

記載がない項目は「記載なし」としてください。
別の情報から推測して埋めないでください。
登録、購入、送信、情報の更新は行わず、比較表の作成までで止めてください。
再ログインや拡張機能の操作が必要になったら、私に知らせてください。

「調べておいて」だけでは、どこまで進めてよいかが曖昧です。この例では、対象、比較項目、終了条件、人へ戻す条件をまとめて伝えています。

また、依頼するたびに利用するページを確認してください。別のタブや別の会社の環境を開いていれば、文章上は正しい依頼でも対象がずれてしまいます。

依頼例④:最後に、参照先と未確認事項を点検する

複数のアカウントやページを使ったときは、完成した文章だけを見るより、何を確認できたかも一緒に報告してもらうと点検しやすくなります。

ここまでの作業について、次の4点を短く整理してください。

1. 実際に参照できたアカウントまたはページ
2. 参照できなかったもの
3. 情報が足りず、私の確認が必要な点
4. 実行した変更の有無

確認できた事実と、推測・提案を分けてください。
接続されているだけのものを、参照済みとして報告しないでください。

この報告自体も、必要に応じて元画面と照合します。AIが「確認した」と書いたことだけで判断せず、重要な日時、対象アカウント、数量や金額は、元の情報へ戻って確かめてください。

機能が見つからないときは、何を確認する?

設定が見つからない場合は、まず「どの機能の、どの入口を探しているか」を切り分けます。プラグイン接続とブラウザ拡張では、確認先が違います。

状況 確認すること
別アカウントを追加する項目がない 対象サービスの接続管理画面か。複数接続に対応する対象か
会社の環境でプラグインを利用できない ワークスペースの管理者設定や、会社側の利用条件
拡張機能を入れたのに内蔵ブラウザに出ない 通常のChromeと、内蔵ブラウザのどちらに入れたか
いつものログイン状態が引き継がれない 同じブラウザ環境を開いているか。改めて認証が必要か
AIが拡張機能を操作してくれない 利用者向けの拡張機能操作と、AIが行うページ上の作業を分けているか
発表された機能が自分の画面にない アプリの更新状況、利用環境、公式の対象条件

問い合わせるなら、「使っているアプリとOS」「個人用か組織用か」「対象サービスや拡張機能」「どの画面まで進めたか」をまとめると状況が伝わりやすくなります。エラー文は確認材料になりますが、パスワードや認証コードを共有する必要はありません。

よくある質問

ここでは、記事の2つの更新について、特に混同しやすい疑問に答えます。

無料プランでも使えますか?

複数アカウント接続の対象拡大は、公式発表で全ChatGPTプランが対象とされています。ただし、接続するサービス自体の条件は別です。内蔵ブラウザのChrome拡張対応については、すべてのプラン・端末で同一に利用できることまでは、今回確認できていません。

Astraを選べば、両方の新機能が必ず使えますか?

そのようには判断できません。モデルの選択と、アプリの機能、接続先の対応、管理者設定は分けて確認してください。今回の発表では、Astraを必須条件とする説明は確認していません。

複数アカウントを接続すると、情報が全部混ざりますか?

接続ごとの認証と権限で処理される仕組みですが、同じ会話で複数の接続先を参照することはできます。混ぜたくない情報がある場合は、そもそも何を接続するか、どの業務で参照するか、出力に何を含めるかを決めてください。「混ぜないで」という依頼文だけで、接続設定や組織のルールを代替することはできません。

会社全体で拡張機能を管理できますか?

Chrome拡張対応の発表には、Enterprise管理者が拡張機能を集中的に配布・管理できることも含まれています。組織で利用する場合は、個々の社員が試す前に、利用可能な拡張機能と社内の運用を確認するとよいでしょう。Chrome拡張対応の発表

自社で作ったプラグインも、大きな改修が必要ですか?

発表元は、基本の複数接続は開発者側の変更なしで動作すると説明しています。一方、公式開発者ドキュメントは、アカウントを分かりやすく表示・識別するためのprofile toolを推奨しています。「認証や表示の設計まで何も確認しなくてよい」とは広げず、自社の構成に照らして確認してください。複数接続の発表、公式認証ドキュメント

まずは、いつもの仕事を1件だけ試してみよう

今回の更新を活用する入口は、接続や拡張機能の数を増やすことではなく、情報の行き来が多い仕事を1件選ぶことです。

たとえば、予定の調整、打ち合わせの準備、候補の比較。「何を探し、何を見比べ、最後に何を作っているか」を書き出すと、どちらの更新が役に立つか見えてきます。

最初の1回は、次の流れで試してください。

  1. 完成形を決める。 空き時間の候補、事前準備メモ、比較表など、欲しい成果物を1つに絞る。
  2. 必要な情報を選ぶ。 どのアカウント、どのページを使うかを指定する。
  3. 人が担当する工程を決める。 認証、最終確認、送信などの扱いを明確にする。
  4. 元情報と照合する。 参照先が正しく、確認できなかった点も分かるかを見る。
  5. 次回も使える形にする。 うまくいった依頼文と確認ポイントを残す。

成果を見るときは、作業が速かったかに加え、取り違えがなかったか、確認し直す手間が減ったか、自分以外の担当者も同じ手順で使えるかを振り返りましょう。こうした確認をすると、新機能の情報を、自社の仕事に使える手順へ変えられます。

まとめ:情報の接続と作業環境、両方が進化した9月

2026年9月の2つの更新は、ChatGPT・Codexを仕事で使うときの選択肢を広げるものです。複数アカウント接続は必要な情報を集める入口を、Chrome拡張対応は内蔵ブラウザで利用者が使う道具を広げました。

使いこなすうえでは、「どのアカウントを参照するか」「どのブラウザで作業するか」「何を人が確認するか」を明確にすることが大切です。まずは、日程調整や情報比較などの身近な仕事から試してみてください。

モデルの特徴や依頼の仕方を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考になります。

自社のどの仕事からAIを活用するか、整理したい方へ。 あなたのAI顧問株式会社の「あなたのAI顧問」は、AI・DX領域のBPOとAI教育を組み合わせ、業務改善の実装と現場の自走を支援する伴走型サービスです。業務の棚卸しと優先順位付けから、契約範囲内の実装、社員への教育・移管までをつなげて支援します。自社業務の棚卸しについて相談する

主な公式出典

掲載情報は2026年9月21日に確認しています。提供範囲や画面表示は更新されるため、利用時には公式の最新案内もご確認ください。

WRITERライター紹介

黒山結音

あなたのAI顧問株式会社 代表取締役

「AIは現場で使えなきゃ意味がない」を掲げ、30社以上にAI顧問として導入から定着までサポート。OpenClaw・Claude・ChatGPTなどAIツールを実務でフル活用し、AI駆動経営を実践。本メディアでは、実際の現場で効果が出た事例や、AI初心者がつまずく「最初の一歩」を、専門用語を極力使わずに解説します。

黒山結音

OpenClaw / Claude Code / Codex / Cursor / Manus

この記事をシェアする

トップメディアトップAIニュース【2026年9月最新】ChatGPT・Codexが仕事でもっと使いやすく!複数アカウント接続とChrome拡張対応を解説
キャラクター